惰性
昔、とある集まりで、どうして長年この集まりに来ているのかと聞かれて「惰性の中の一瞬の楽しみや喜びに出会うため」と答えた人がいた。その人がただ楽しくて仕方なくてその集まりに来ているものと思っていたから、「惰性」というあまりポジティブではない言葉が出てきたことに驚いて、結構はっきりと言うのねと捉えてたように思う。
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最近特に失敗や間違いをしたくないという思いが強すぎて身動きが取れなくなる。失敗したくないのは人との関わりでもそう。言うべきことを間違えたくないし、距離感を見誤りたくない。常に正しく、良く思われたいし、自分の失敗や間違いは人に知られたくない。でもそうやって自分に見合わない完璧を追い求めるほど辛くなるのは自分であり、自分一人で自分を追い詰めて勝手に辛くなってしまう。
TVドラマ
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雪やなぎが散ってしまうと、今度は入れ替わるように木香薔薇がもくもくと咲く。愛しい!木香薔薇のくすんだ黄色は、現代風な家には馴染んでいなくて、そこも何だか可愛い。狭い所で縦に伸びて違う植物のようになっていたり、咲き乱れ過ぎて葉が隠れ、スクランブルエッグの様になっているお宅もあった。実に様々な咲き方。
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この時期はいろんな所で雪やなぎが溢れるように咲いていて見かけるたびに嬉しい。植物は強いし素直だし寡黙で全てを肯定してくれる。憧れの全部。おばあさんになったら木香バラとか雪やなぎをもくもくと咲かせた庭を作りたいです。
都市の呪文
iPhoneをおトイレにぽっちゃんさせて、早2日。
画面をいつか粉々にしてしまいそう、とは思っていたけど
このような形での水没は全くの想定外でした。
奇跡的に復活したら、記念に復活レポートでも書こう。
水没させて気が付いた事なんですが、
iPhone無しでは生きていけない訳ではなくて、
iPhoneを中心に生活を動かしていたからそう錯覚していただけでした。
アラームだって計算だってメモだって電話だってメールだって録音だって
インターネットだって地図だって、どれもiPhoneじゃなくても出来ることばかり。
iPhoneでしか出来ない事って、逆に何だ。
常に一緒に居るということはその距離感を程良いものに保つ必要があり、
また一緒に居ない時間をいかに充実させるかということなのだと思った。
人間とおんなしじゃないですか!
機械はただそこにあるだけなのに、人間の使い方次第で褒められたり悪者にされたりとかわいそう。人間が使いこなしているのか、機械が人間を弄んでいるのか、もはや分からない域にありますね現代は。
iPhoneの無いこの数日間の生活は何だか、生きてる!って感じがした。
まあ、奇跡的に復活したなら喜んで使いますし、しなくても新しく買うつもりです!
ややアナログな生活をすると、スカートが聴きたくなりました。
澤部渡(スカート)- 都市の呪文 @ 熊枠サミットvol.2
白
好きな色について人に聞くのは一見無意味なように思えて、その人の色々なことが見えてくるよい質問だと思う。(色だけに!色だけに!)好きなタイプとかを尋ねるよりはきっと。
好きな色、考えたら、浅葱色だとか山吹色だとかレモンイエローだとか色々に浮かぶけれど(色について考えるとき、脳内が様々な色で塗りつぶされる感覚があり、それが好き)、最終的な答えとしては白ということで最近は落ち着いてる。
“白”は、言葉そのもののイメージにすら清潔感や明るさ、清廉さを感じさせるけれども、ひとたび手入れを怠り少しでも汚れてしまうと今度は皮肉なことにたちまち、真逆なものになってしまう。
静かにどこにでも在るようでいて、他の色と同じ空間に置かれた瞬間に、爆発的にその存在感を示す。静かな者の静かな主張。
無表情で、しかし内面では自意識や承認欲求、嫉妬といったどろりとしたものが激しく渦巻く自分にそっくりである。
なんてね〜!!!そんなこと普段から考えてる訳じゃないんですけど。
あとは単純に白い食べ物が好き〜
白玉
ご飯
おもち
うどん
マシュマロ
牛乳
アイスクリーム
チーズ
クリーム
例外
はんぺん
はんぺんは皆大好きなものなのだと思っていたけど、この前嫌いと表明したら予想外に多くの賛同を得た。若者のはんぺん離れを感じた。
白にちなんだ曲!
いろんなことに感傷的になったり飽きたり
人との別れで初めておんおんと泣いた。
普段、なるだけ感情を出し過ぎずフラットに保つように心掛けているのだけど、その分、一定量以上の感情が生まれてしまうと対処の方法が分からずダムが決壊したかのようになってしまう。ことに、悲しみなどに対しては弱い。
人との別れで感傷を覚えることは今まで生きてきた中で幾度かあったけれども、特定の人に対して、こんなに強く感情が揺れ動いてしまったことは初めてだったと思う。
もちろん別れのその瞬間には涙はほとんど流さなかったけれど、数日経って、それが現実味を帯びて迫ってきた時におんおんと泣いた。
そういえば以前短期のアルバイトをした時、一緒に働いて好きになった人妻さんに、勤務の最終日に「これでもう一生会うことはないんですね」とか反応に困る感傷丸出しの言葉を放ったこともあったなぁ…。とか思い出した。(そうしたら人妻さんは「駅とかで会ったら、また声掛けてよね!」なんて言ってくれた。優しすぎる。)
サニーデイ・サービス - いろんなことに夢中になったり飽きたり
あぁ 好きになった日々は過ぎるよ
サニーデイサービスの東京再訪ライブ行きたいな〜。
ここでの「別れ」は、恋愛関係でも、また「死」でもないということを断っておきます。
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桐島、部活やめるってよ (本編BD 特典DVD 2枚組) [Blu-ray]
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