雪解け水が掛かります

まさか本当に降るとは思っていなかった雪が降っていて飛び起きた。5時過ぎに家を出て長靴を履いて駅まで黙々と歩く。楽しい。
 

雪といえばこの曲、と何となく思って前野健太さんの『鴨川』を聴きながらから電車に乗った。

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雪の降る東京に前野さんの音楽はとても良く合うなと思ったけど、コンクリートが汗をかく真夏にも、穏やかな春の日にも、どんな景色にも季節にも前野さんの音楽は合う。
というよりも、それぞれの季節に生活に毎日の中に“既に在る”んだよなぁ、合うとかを超えて。とか考えていた。
 
雪がすぐ雨に変わって、積もった雪を溶かしたのと、雪かきをしてくれた区の職員さん?のおかげで帰る頃には嘘みたいに雪がなくなっていた。ちょっと淋しかった。
 
駅のホームで電車が発着するたびに「雪解け水が掛かります、ご注意下さい」と、初めて聴くアナウンスが流れていた。雪解け水という言葉が聞こえて来るなんて、新鮮。