最近特に失敗や間違いをしたくないという思いが強すぎて身動きが取れなくなる。失敗したくないのは人との関わりでもそう。言うべきことを間違えたくないし、距離感を見誤りたくない。常に正しく、良く思われたいし、自分の失敗や間違いは人に知られたくない。でもそうやって自分に見合わない完璧を追い求めるほど辛くなるのは自分であり、自分一人で自分を追い詰めて勝手に辛くなってしまう。

 
全か無か、白か黒か‥‥オールオアナッシングな思考の癖も、とどまるところを知らない承認欲求も、複雑に捻れた過剰な自意識も、年齢を重ねれば自然と無くなっていくものだと期待していたけれどどうやらそうでもない様子で。それは時に絶望的な気分にもさせるけれど、一方でそういう、自分の欠点との折り合いの
付け方も10代の頃よりは少しは上達していると思える時もある。
 
自分の欠点や劣る点をより良くしていこうとするのは生きていく上で大切なことだと思うけれど、そうするにしてもその欠点を持っている自分というのをきちんと受け止めて肯定して消化することの方が先決なのだと気付き始めた。
 
見た目も性格も可愛くないし、優しくもないし、表も裏もあるし、分け隔てなく接するなんて出来ないし、気は利かないし、覚えも要領も悪いし、知識も経験も薄っぺらいし、努力家でもないし、生活力もお金も人脈もセンスも計画性も協調性も行動力も体力も社交性も文才もないけど、クズだけど、でも何とか生きてます私!